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計画失敗

セカンドハウス計画は価格交渉に失敗した。

路線価から、公道に接してないことや道と段差があること、更地にするための費用、あるいは最低限の補修をする見積もりを取って差し引いた価格を計算して、「この価格であれば即決してもよい」と伝えてから待つこと1ヶ月、返ってきた回答は、

「値下げはしない。今後は値上げすることを検討中」。

相手にしてみればもともと投げ売りのつもりの価格がさらに大幅な値引きを求められて、そんなんだったら高く買ってくれる人が出るのを待つ、という決断をしたのであろう。

理性的に考えれば、毎年土地の価格は1割づつ下落している地域であるし、補修をしなければ家屋は使い物にならなくなる。使ってもいないのに固定資産税はかかるし、用もないのに遠くまで雑草を抜きに行ったりだの無駄な労力もかかる。これまで何年も購入希望者は現れず、まさに不良債権そのものなのだから、論理的な価格での購入希望者が現れたらさっさと売ってしまうのが賢い判断というものだ。計算の根拠に対して反論することが出来れば価格を動かすことも出来るのだが、何十年もの思い入れがこもったものに理性を働かすのは難しいのだろう。
まあ、不動産を介してのやり取りだから、果たしてどのようなやり取りがあったのかはわからないのだが。

こちらとしても、広くて、それなりに使えそうな家がついていて、それなりに便利なところにあって、しかも安い物件はなかなかないし、かなり気に入ってどこにどのように改修するといった計画まで夢想していただけに、かなり残念。適正価格にこだわって購入しないと判断したのは、もしかしたら後悔するかも?

でも、冷静な判断としては、大幅な値引きがなければまともな補修をする予算ができないのだから仕方ない。交渉のやり方としてもいきなり大幅値下げを求めるより、じわじわ下げさせたほうがよかったかもしれないが、それだと希望価格には届かないだろうし。

まあじっくり探していくことにする。
とりあえず、この物件がいつごろいくらで売れるか興味深いところだ。
最初に行ったお化けの家はどう考えてもとんでもなく割高だが一瞬にして売れてたし、案外価格を上げたら買い手が付くと言うことも、ありえないことでもない。
あるいは、高い価格を提示しておいて、大幅値引きで決断させると言う作戦は効くかも。
800万だと思った物件を500にすると言われたらぐらりと来るかな?
逆に価格設定がいい加減に見えてくるような気もするが。
by hirommk | 2007-01-21 12:49 | second house

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