2005年 10月 03日
エアクリフィルター交換
エアクリフィルターは一般的には6万キロくらい交換しなくて良いものらしい。
だから車を買ってから売るまで一度も交換したことないという人も多いかも。
しかし、ターボは排気を利用して、スーパチャージャーはエンジンの出力を利用して吸気を行う。それだけで何十馬力もアップするのだから、吸気系はチューニングの重要なポイントだ。
NAでもエアクリを通して吸気を行うから、エアクリの抵抗を小さくすれば馬力もアップすると言う理屈。
エアクリは主に2種類あって、純正エアクリボックス内ののフィルターだけを交換するのと、エアクリボックスをはずしてむき出しのフィルターを取り付けるのがある。
むき出しにすればその分抵抗も減るが、エンジンの熱気を吸っては効果半減と言うことで、むき出しエアクリの周りに熱を遮断して冷たい空気の通り道を作ったのが、ラムエアインテーク。
ディーラーの人の話では、アテンザではかなり効果があって15馬力くらいアップするとか。
ほんとかな?
おそらくせいぜい10馬力弱のアップといったところだと思うが、それでもかなり魅力的だ。
ターボだとディーラーの人の話ではなんと50馬力くらいアップ。
ちょっと体験してみたいが、ターボのポン付だといろいろ副作用も大きい(ミッションやらブレーキやらクラッチやらボディー剛性やら)との噂だから、現実的な選択肢としてはラムエアまでだろう。
純正交換のフィルターが5千〜1万(数馬力アップ?)
むき出し型が3万くらい(10馬力弱アップ?)
ラムエアは7万(15馬力弱アップ?)
ターボは40万(50馬力弱アップ?)
MSアテンザは何と90馬力アップで23Zより50万高、ということを考えると、チューニングで馬力アップを狙うよりは、素直にクルマを買い替えるのが一番お得って亊だな。
MSアテンザには今のところ買いたいと思うほどの魅力は感じていないが、やっぱり90馬力アップの世界というのもちと体験してみたい。
さて、むき出し型のエアクリ、特にラムエアにはちょっと魅かれるものがあるものの、結構吸気音がうるさくて、前に掃除機がついているみたいとかマフラーが付いているみたいとかいわれているし、エンジン警告灯がつくというトラブルがちょこちょこ報告されていたりするし、何と言っても高いから今回はパス。純正交換型にした。
フィルターの種類も主に乾式、湿式2種類あって、湿式だと乾式より目が粗くて空気抵抗が低いうえに油を染み混ませてあるから集塵能力も高いのだとか。しかも洗えば何回も使えるからコストパフォーマンスも高いとか。
しかし何だか油のミストでエンジンが汚れそうな気がするし、メンテナンスも5000キロごとにするのはやや面倒だから、今回はとにかく交換するだけの乾式。
フィルターは一般的に色々なメーカーから出ているが、アテンザの場合はあまり選択肢がないようだ。調べたかぎりでは以下の三つ。
AutoExe 6300円
Mazda Speed 10185円(工賃込み)
BLITZ 6195円
あと、オートバックスではオートランドとかいうところのが3300円くらいであったが、中を見るといかにもしょぼいので対象外。
ディーラーで点検の時に1割引にしてもらえば送料もかからないし、意外にもAutoExeが1番安い。
しかしふとオートバックスでエアクリフィルターセールをやっているのを見つけて、近くの店に取りに行けば送料もかからないということでBLITZを注文。4646円。
工賃500円で交換してもらえるが、エアクリボックスを開けて交換するだけなので自分でやった。
矢印がエアクリボックス。
左のピンク色のが純正の古いやつ。右の青いのがBLITZの新しいやつ。
こちらの面は古いやつもキレイ。というかエンジン側だから汚れていたらやばい。
BLITZは金属メッシュがついていて、これが圧損を低減、というのが売りらしい。
さて裏面は、写真では分かりにくいが真っ黒になっていて色々ゴミが詰まっている。
これは結構交換する効果が期待出来そう。
で、実際に走ってみると、うん、力強くなった気がするよ。
まー気のせいレベルだろうけど。
吸気のチューンは排気のチューンと合わせて、というのが定番ではあるが、まー排気系はまだ先だな。楽しみは少しづつ。
しかし、今日はバイクにしておけばよかったなあ・・・
渋滞がひどかった。空はキレイだったけど。
by hirommk
| 2005-10-03 00:33
| car and bike